はじめに
Blenderを起動したとき、「画面にいろいろ出てきて難しそう」と感じた方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Blenderのインターフェース(画面構成)をわかりやすく解説します。
初めてでも迷わずに基本操作ができるようになるので、最初のハードルを一緒に乗り越えましょう!
1. Blenderの起動後の画面
Blenderを起動すると、以下のような画面が表示されます。

主なエリアは以下の5つです。
エリア名 | 役割 |
---|---|
3Dビューポート | モデリングやアニメーションなど、作業の中心となる画面 |
アウトライナー | シーン内のすべてのオブジェクトを一覧で表示 |
プロパティエディター | 選択中のオブジェクトやシーンの設定を編集 |
タイムライン | アニメーションのキーフレーム管理 |
ツールバー/サイドバー | よく使う操作や数値入力ができるバー |
2. 3Dビューポート(中心の作業スペース)

このエリアでは、オブジェクトの追加、移動、回転、編集など、実際の作業を行います。
操作の基本(回転・ズーム・移動)はここで練習できます。
ポイント:
- 中ボタンドラッグ:視点回転
- Shift + 中ボタン:視点の平行移動
- Ctrl + 中ボタン:ズームイン/アウト
3. アウトライナー(画面右上)

すべてのオブジェクトやライト、カメラなどが一覧で表示されます。
ここからオブジェクトの表示・非表示や選択が可能です。
例:
- 目のアイコン → 表示のオン/オフ
- カーソルアイコン → 選択禁止
4. プロパティエディター(右下)

オブジェクトの詳細な設定を行う場所です。タブごとに役割が分かれています。
よく使うタブ:
- 🔧 モディファイア(変形の追加)
- 🟨 マテリアル(色や質感)
- 🧱 オブジェクト(位置やスケールなど)
5. タイムライン(下部)

アニメーション用のキーフレームを操作します。
簡単なテストアニメーションを作る際にも使います。
6. ツールバー/サイドバー(左&右)

- ツールバー(左):選択、移動、回転、スケールなどのツールが並びます
→Tキー
で表示・非表示が切り替えられます - サイドバー(右):数値入力やトランスフォームの詳細設定ができます
→Nキー
で表示・非表示が切り替えられます
7. ワークスペースの切り替え(上部)

Blenderでは作業内容ごとに「ワークスペース」が分かれています。
ワークスペース | 内容 |
---|---|
Layout | 基本操作、配置 |
Modeling | モデリング作業に特化 |
Shading | マテリアルとノード編集 |
Animation | アニメーション編集 |
Rendering | レンダリングと確認 |
おわりに
インターフェースに慣れることがBlender上達の第一歩です。
最初は戸惑っても、繰り返し使っていくうちに自然と覚えられますよ!